2014.06.28 Saturday
風雲児たち
絵柄は正直、昭和のギャグ漫画で、ギャグ自体も少し時代遅れのそれだったりするのだけれど、それでも物凄く面白い。学習歴史漫画などとはレベルが違う。石ノ森章太郎の日本の歴史シリーズは正直面白くなかったがこれはぐいぐい引き込まれた。
私自身が詳しい部分については、ギャグを混ぜながらここまで描くのかと唸り、知らないことに関しては、これまた、ほほーと唸らされる。歴史の流れが頭に入るという意味ではぜひ小学生から高校生にまで読ませておきたいレベル。
関ヶ原から幕末迄編と幕末編がある。どちらも面白い。桜田門外の変をここまで詳しく描いた、あるいは書いた本はそんなにないだろうし、ジョン万次郎がこれほどの人物だったとは正直知らなかった。前野良沢の名前がなぜ解体新書に記されていないのか?福沢諭吉は勝海舟をなぜ生涯に渡って軽く見たのか?そういうことが人間ドラマとして読める。あの時代に生きた人々の人間讃歌になっているところが素晴らしい。
作者のみなもと太郎氏が風雲児レベルだと思う。皆様ぜひ読んでみてください。(ちなみに幕末編がまだ終わっておりません。)
関ヶ原から幕末迄編と幕末編がある。どちらも面白い。桜田門外の変をここまで詳しく描いた、あるいは書いた本はそんなにないだろうし、ジョン万次郎がこれほどの人物だったとは正直知らなかった。前野良沢の名前がなぜ解体新書に記されていないのか?福沢諭吉は勝海舟をなぜ生涯に渡って軽く見たのか?そういうことが人間ドラマとして読める。あの時代に生きた人々の人間讃歌になっているところが素晴らしい。
作者のみなもと太郎氏が風雲児レベルだと思う。皆様ぜひ読んでみてください。(ちなみに幕末編がまだ終わっておりません。)
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