今日生徒に言ったこと(12)

「今回、メッチャ頑張ってたな。凄いじゃん。」


試験が終わったら、結果が出る前に、頑張っていた子には頑張っていたことを認め、しっかりと褒めておきたい。

もし、よい結果が出たなら、褒めるのではなく、一緒に喜んであげたい。

「結果」が大事だという人もいて、特に塾の先生にはそういう人は多い。

私もそれは否定しない。

「結果」を目指して指導するのが私たちの仕事でもある。

けれども、「結果」は大切であるが、「過程(プロセス)」も同じくらい大切なのだ。

どちらかだけが大切だということはないのだ。
コメント

他者に見て欲しい、認めて欲しいと思うのは、「結果」だけではなくむしろ「経過」の方なんですね。
それは子どもでも大人でも、実は同じですよね。
大人は「仕事」という意識があるから甘えられませんが、子どもは私たち大人がその成長を見守らなければならない。
そうなると、自分自身と家族の他に「経過」を認めてくれる人がいれば、子どもにとって、とても力強い後押しになるんですね。

非常に勉強になりました。
ありがとうございました。

>NERO先生
子どもが「発展途上」の存在だということを忘れ、大人の価値観を押し付けすぎてはいけないと、自戒の意味で書きました。こちらこそありがとうございます。

  • kamiesu
  • 2007/10/24 14:48