SHIDOSO教育研究所

『SHIDOSO教育研究所』を発足させようと思います。私は一年半ほど前、以前の楽天ブログでSHIDOSO教育研究所についての文章を書きました。長らくずっと凍結しておりました

ブログのプロフィールのところにも書いてあるが、私は『SHIDOSO教育研究所』という名称の私教育の教育研究機関を作りたいと思っている。

「私教育の研究機関」というのは、簡単に言えば、塾の先生が集い、生徒を伸ばすためのノウハウや技術、教材や指導法の研究する場所である。

全国に散らばった、人知れず行われている素晴らしい技術を共有しあって、自らの指導技術を高める会にしたい。

本当は昨年の秋くらいから少しずつ活動を始めたかったのであるが、いくつか理由があってストップしていた。

ストップしていた一つ目の理由は、言い出しっぺの私が自分の塾も軌道に乗せられていない状態では会自体が説得力に欠けるような気がしたからである。まずは早く自分の塾を軌道に乗せてしまわなければならない。幸い、こちらの方は目処がつきつつある。

二つ目の理由は、組織の骨格について、もっとしっかり考えておかなければならないと気づいたことにある。

私はこの研究所を作って、別にお金儲けをしたいと考えているわけではなく、子ども達によりよい指導を行っていくために、自分自身が勉強する「場」を作りたかったのである。すべての始まりはそこにある。

しかしながら、組織、あるいはサークルを作る場合は、世間にしっかり主旨説明を行わなければならない。そのあたりが甘いとあらぬ批判も招くだろう。そういうことには十分配慮しなければならない。

また私が作りたいのは、お互いが切磋琢磨する「研究会」なのであるが、中には、自分からは「発信」せず、人から「ノウハウ」だけを安易に吸収しようとする人も出てくるだろうと思う。

そんな人に限って「あの会はイマイチ」とか「言うほどノウハウがない」なんて言ったりすることも多い。そんなことを言われたらたまらない。そういう人にはいてほしくない。

腕がないくせに、ケチをつけることで自らをアピールしようとする困った人はどこにでもいる。そういう方がおられると頑張りたい人のテンションは下がる。そういう人、つまり「発信せず、ノウハウをちゃっかりパクっていくくせに批判はしたがる人」にはご遠慮いただくような規約を作らなければならない。

もちろん建設的な「批判」は歓迎だ。それは「会」に敬意を払い、「人」に敬意を払えるということが前提である。

この「会」には上も下もない。誰がエライとかそういうのはない。素晴らしい腕を持ち、素晴らしい実践報告をする人は尊敬されるだろうが、組織的な上下はない。

『SHIDOSO教育研究所』の「SHIDOSO」とは「私度僧」のことである。古代から中世にかけ、出家するには試験を受け、合格し、朝廷の許可を受けて後、得度を許された。つまり「僧」は公務員であった。「私度僧」とは、許可を受けず、勝手に得度した「僧」のことである。そこから名前を取った。

国や文部科学省のお墨付きなどないところで、懸命に子どもの指導を行う自分たちを「私度僧」になぞらえたのである。空海もかつては私度僧であった。ロマン溢れる?名称であると勝手に思っている(笑)

『SHIDOSO教育研究所』は、年に数度集まり、用意したレポートを報告しあい、情報を集め、話をし、交流を深めつつ、普段の活動はネットを使っての情報交換で行うというような会にしたい。

ブログやネット上でも勉強はできるが、「会う」ということはその何倍も勉強できるものである。両方を大切な会にしたいと思っている。

「市販の教材で一番個別指導に向いた教材は何か」

「塾生の遅刻を減らす効果的な実践」

「クラスをまとめる小ネタ20選」

「完了時制をうまく理解させる導入法」

「生徒が燃える小テストレイアウト法」

「授業時間が5分余ったときのショートスピーチ集」

なんてことを話し合い、共有し、教育論から日々の実践小ネタ集までを集められればよいと思う。

この会を通じて何より自分自身がもっともっとよい先生になりたい。

(一部省略、及び書き直しあり)



こんなことを書いてからさらに1年半放ってしまいました。色々理由はあるのですが、書くと言い訳めいてしまうので、もう書きません(笑)

mixi内にはすでに『SHIDOSO教育研究所』の名で、コミュニティを立ててあります。以下はその案内文です。


■■■■■■SHIDOSO教育研究所■■■■■■

学習塾、予備校など、私教育に携わる指導者が集い、指導力を研磨する研究会です。あくまでも自塾、あるいは自身の「教務力」「指導力」の向上を目指し、共に刺激し合い、切磋琢磨することを目的とする会です。経営のノウハウ等の情報交換をする場ではありません。


mixi上での情報交換、議論に始まり、年に一、二度は顔を合わせ、親交を深め、切磋琢磨できればと考えています。

あくまでも、刺激し合い、切磋琢磨し合うことを目的としますので、安易にノウハウだけをつまみたい人、また謙虚に学ぶ姿勢の無い人には合わない会になると思います。

また、会に所属する人は皆、「学ぼうとする人」として対等です。自塾の規模やキャリアといったことでの上下はありません。周りから自然と敬意を払われる人は出てくるでしょうが、それはその人のお力と人となり故です。


【管理人より】

SHIDOSOは「シドーソー」ではなく、「シドソー」と読みます。 「私度僧」という言葉から名づけました。

古代から中世にかけ、出家得度するには朝廷の課す試験に合格し、許可を得なければなりませんでした。つまり「僧」は今でいう公務員でした。

一方、朝廷の許可を得ず、仏道修行に励む仏道修行者達は「私度僧」と呼ばれました。空海も私度僧上がりであったといいます。私教育に携わる自分達を「私度僧」になぞらえました。誇りを持って「私教育」に携わる人達の会にしたいと考えています。


本当は仔細まで色々書いた方がよいのかもしれませんが、営利目的ではなく、「サークル」ですので、やりながら色々決めてもよいのだと思いました。

また、『SHIDOSO教育研究所』で学びあいながら、ときには、若い塾の先生方対象のセミナーなんかもやりたいと思っています。若い先生方が知っておくとためになること、身につけておいたらよいことがたくさんあります。そういうことは自塾の先輩もきっとたくさんのことを教えてくださるでしょう。しかし、このような「セミナー」で学ぶことも大変有意義なことです。違う視点を手に入れられます。私も若い頃多くのセミナーで学んできました。

教えるためには、私は、自分の持っている技術を分析し、まとめ直さなければなりません。教えることで私自身が向上できます。それが私のメリットです。

『SHIDOSO教育研究所』に興味のある方、下記までご連絡ください。会員募集を開始する際にはご連絡をさせていただきます。また、質問等がある方もどうぞ。このブログにてQ&Aのような形でまとめていきたいと思います。

shidoso_edu★ybb.ne.jp まで(★は@半角にてお願いいたします。)

最初に言い出してから随分と時間が経ちました。申し訳ありません。よろしくお願いいたします。









コメント

この会のことは、私が先生のブログを読み始めた頃からずっと気になっていました。そもそも、私が自分のブログで「教務指導技術」について書いていこうと思ったのも、先生が書かれる教務の記事に衝撃を受けたからです。

自分の教務に自信はもちろん、どこか「過信」「慢心」があった私に「え?マジで?」と、大いなる刺激と共感を毎回与えてもらいました。

そしてその知識・経験・ノウハウを惜しみなく出し、さらにはそれを他の意欲ある指導者と交換・共有し、後の指導者へ伝えて行きたいという先生の思いはまさに、私が塾講師の第2ステージでやりたかったことと合致していました。

この会が世代、地域をこえて、力強い地鳴りのようなムーヴメントとなり、意欲・情熱・才能ある指導者たちの学びの場になることを祈念しております。

私も諸々の入会基準に触れないのであれば(笑)、ぜひ学ばせてください。

  • ロカビリー
  • 2008/05/27 14:25

ロカビリー先生

ありがとうございます。先生にそのように言っていただくと大変励みになります。

>そしてその知識・経験・ノウハウを惜しみなく出し、さらにはそれを他の意欲ある指導者と交換・共有し、後の指導者へ伝えて行きたいという先生の思いはまさに、私が塾講師の第2ステージでやりたかったことと合致していました。

私はブログを通じて、多くの先生方からたくさんの刺激を与えていただき、いくつもの「壁」を突破できたのではないかと思っています。今度は自分から積極的に発信をしていければと思っています。

情報は出す人のところに集まってくると言います。出し続けていれば、さらに自分自身も大きく学べるのではないかと思っています。

先生ぜひSHIDOSOを一緒に盛り上げてください。よろしくお願いいたします。

  • kamiesu
  • 2008/05/27 14:41