奈良高校と畝傍高校どちらにするか?(1)

奈良県の高校入試は実質的に全県一学区なので、世間が上位校だと認めている学校には全県から成績優秀な生徒が集まってくる。奈良高校、畝傍高校、郡山高校を「公立御三家」などと呼ぶ人もいて、これらの学校を目標に、憧れにして日々の勉強を頑張っている子は多い。(我が塾のHPや看板にも「奈良・畝傍・郡山を目指す進学塾」と書いてある。)

奈良県の公立高校で一番の難関とされているのは奈良高校、そして次が畝傍高校である。奈良高校は奈良県北部にあり、畝傍高校は奈良県南部にある。(奈良県の人は橿原市あたりをよく「南部」と呼ぶ。しかし地理的には「中部」くらいである。)

奈良県南部の子で成績のよい子は、家から遠いが、県で一番とされている奈良高校へ行くか、家から近い畝傍高校へ行くかで悩む場合も少なくない。というか、悩んでいる子はとても多いはずだ。そして悩んだあげく南部から奈良高校へ通う子も多い。

実は、昔は奈良県南部の子が奈良高校へ進学することは今ほど多くはなかった。20年近く前だと、今とは違って奈良高校へ行く子はちらほらという感じだったのだ。昔は「奈高の連中に負けるかい!」と、成績優秀な南部の子があえて畝傍高校へ進学するといった風潮もあった。何かとてもバンカラな感じだった。

今はそういう空気はすっかり消えた。「奈高の連中に負けぬ」といったような合理的でないものはきれいさっぱり無くなった感じだ。(もちろん畝傍を選んだ一部の生徒達には、そういう思いがあるかもしれない。)

この20年程で何が変わったのか。

(つづく)








コメント