2010.04.09 Friday
明日香石舞台と宇陀又兵衛桜
昨日、天気がよかったので早起きして桜の写真を撮ってきた。
明日香石舞台古墳。
午前10時前に行ったのに、駐車場が最後の一台だった。
セーフ。
GR Digital3
GR Digital3
GR Digital3
残念乍ら、桜の盛りは少し過ぎてしまっているが、とにかく空の青がきれいな日だった。
GXR+GR Lens A12 50mm F2.5 Macro
GXR+GR Lens A12 50mm F2.5 Macro
石舞台古墳の周りには桜がぐるっと植えられていてこの季節はとても美しい。
GXR+GR Lens A12 50mm F2.5 Macro
空を背景に桜の写真を撮るのは難しい。
桜を明るく撮ると、空の青がとんでしまい、空の青を活かすと、桜が暗くなってしまう。
明るさを変え、何枚も押さえておきたい。
(私はできるかぎり撮った後の写真を加工しないというポリシーでいるのでこのようにしている)
そしてこの日は足を伸ばして宇陀まで。
明日香から宇陀までというと、とても遠いような気がしてしまうが、明日香から談山神社、そして宇陀へと通じる道が開通したので、実は一気に行ける。
この道がまた素晴らしい。
小旅行気分だ。
GXR+GR Lens A12 50mm F2.5 Macro
これが有名な『又兵衛桜』。
私は勝手に枝垂れ桜はソメイヨシノよりも遅いと思っていたが、どうやら早いらしく、ちょっと盛りを過ぎていた。
それでも奇麗だった。
GXR+GR Lens A12 50mm F2.5 Macro
周りはこんなふうになっていて、乙なお花見ができる。
観光客は多かった。
観光バスで来る人も少なくなかった。
GXR+GR Lens A12 50mm F2.5 Macro
又兵衛桜、お前は三百年もの間、ここで何を目にしてきたんだい?なんてことは言わない(笑)
やっぱり空の青と桜を同時には難しい。
二枚目に載せた写真の位置から望遠レンズで追いかけるのが一番か。
来年はそうしよう。
写真好きはこんなことを考えるのである。
素晴らしい桜の写真をありがとうございます!
他県の私には、「奈良といえば桜」などという勝手な思い込みがあります。桜の季節になると、なぜだか奈良には桜が咲き乱れているのだろうなあ、などと勝手に思いを馳せて、空想の中で奈良貴族になってみたりもしています。
又兵衛桜、特にいいです!
しかし、本当にお写真が得意なんですね。カメラを触ったことすらほとんどない私ですが、先生のブログを見ていると、自分でもカメラを買って撮ってみようかな、という気になってきます。
写真を撮るというのは、向こうを強引に合わせるのではなく、こちらが気長に待つという態度も必要なんだと思います。それは指導というものの持つひとつの側面でしょう。写真ひとつの中にも、指導者としての、先生の培われたノウハウが現れている気がし、面白いです。