心の作用

こないだの中間試験の後、生徒達に今回の試験をふりかえるための文章を書かせた。

その中にこういう文章があった。

「目標としていた430点は取れなかったけれど、400点を取れたのでよかったです。」

今回の中間試験は点数を伸ばした子がたくさんいて、これを書いた子もその中の一人だった。

得点が伸びたのはとてもよいことだけれど、この文章を読む限りでは、残念ながら、この子はまだ「430点を取る自分」をイメージができていない。

潜在意識の中にある「目標」は400点だったのだろう。

潜在意識が及ぼす影響はものすごく大きい。

心の奥底で「できない」と思ったことはできない。

心は現実に大きく作用するのである。

子供は特にそれに縛られてしまう。

「目標が400点じゃ、ちょっと低すぎるかな。ここは430点くらいを目指して・・・」

この子はこんなふうに思ったのかもしれない。

真面目でいい子なのは間違いない。

こういう頑張りを続けていけば、段々(潜在意識が)「430点を取る自分」がイメージできていくことだろうし、(430点という目標を持ち続ければ)実際に430点を取れるようになる。

カッコ書きで、目標を持ち続ければ、と書いたが、目標を持ち続けるのはたやすいことではない。

ぜひ頑張ってほしいと思う。

ところで、私は生徒達にこういう文章を時折書かせるが、その際はできるだけ長い文章を書かせるようにしている。

長く書くと、だんだん書くことが無くなってくる。

それでも無理して綴っていると、自然と潜在意識で思っていることが表出してくるのである。

生徒達に文章を書かせると、色々なことが分かっていい。




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