七五三とノーファインダー

昨日、息子の七五三まいりで大神神社に行ってきた。あまり天気がよくなかったが、神社の空気は凛として神気に満ち、とても心地よかった。

子どもにカメラを向けると顔がこわばってしまい、表情が固くなることが多いが、広角のレンズでノーファインダーでバチバチ撮るといい顔が取れる。フィルム代の心配がいらないデジカメならではの撮り方だ。

いい写真を残そうと手ブレのないようにピントを外さないようにと構えてしまうが、表情がいい方がいいのだ。そういうことを考えると最近のデジカメについているフェイスキャッチテクノロジーはいい。でたらめに撮っても顔にピントを合わせにいくからだ。ちょっと欲しくなる。


GR DIGITAL こんなのノーファインダーでないと絶対に撮れない。


GR DIGITAL スローシャッターの流し撮り。三歳のときから下駄を履かせていたので、雪駄を履いていても走る走る(笑)


GR DIGITAL これは「そんなの関係ねえー」をやっているところ。

参拝に来られていたたくさんのオジサン、オバサン、オジイチャン、オバアチャン方に、かわいいね、かっこいいね、おめでとうございますと話しかけられ、祝福の言葉をいただいた。息子の周りにはたくさんの笑顔があった。

神様、息子が健やかに育ちますようお守りください。



小学生の英語

小5も小6も英語がヤマ場を迎えていく。

小5は本格的な作文はこれからだが、be動詞の文と一般動詞も文の簡単な作文や疑問文や否定文の作り方など、一度混乱するところを通る。一度混乱させて、そこからの繰り返しの練習により習得させていきたい。

小6は中1レベルの英語の総復習。そのときそのときの復習テストはしっかりできているものの、全範囲で試すと忘れていることやできていないことがたくさんある。これらをしっかり身につけさせる。

ちなみに小6が中1になったときには、春からの入塾の生徒とは別クラスになる。初めて英語を学ぶ子らは別のクラスで最初からきちんと教えていかなければならないからだ。

中学になったとき、英語が得意と言える状態だとぐっと勉強がしやすくなる。もちろん勤勉さを失えばどんなに「貯金」があったとしてもあっという間に使い果たしてしまうだろうが、普通の勤勉さがあれば、それは大きなアドバンテージになっていくことだろう。

ただ、こちらがあまりに力みすぎて、難しすぎたり、詰め込みすぎたりしてはいけない。彼らが「ちょっと背伸びをしてしっかり学ばなければならない」というくらいのレベルを見極めていきたい。

結局それは心が決めているのだ(4)

生徒のやる気を出させるためには「やる気」というポジティブな感情を引き出す前に、それを抑圧している負の感情を解消してあげなければいけない。

「俺は絶対に成績を上げてやるんだ」というのも「信念」であるが、「俺には絶対できっこない」というのも負の「信念」である。できないと信じて念じているのである。しかもそれは本人も無自覚のうちに念じているのである。

正の信念を育てることを主眼に我々は生徒に話をすることが多い。でも本当は負の「信念」の解消を意識しなければ実際に生徒を変えることは難しい。

さてその方法である。本人も無自覚な負の信念を変えていかなければならないのであるから、それは容易なことではない。

私はその方法は2つしかないと思っている。

(つづく)



期末試験あれこれ

◆中3がちょうど期末試験が終わったところで、中1、中2は試験真っ只中というところ。試験の残りの教科が違うため、本日は完全自習日。

◆自習している様子を見ていると、中1、中2とも勉強しているときの入れ込み具合というか、集中力がぐっと増してきたように思う。とてもいい。

◆試験が終わった中3からは今回の期末試験の問題を見せてもらった。ある中学の英語、長文の中の和訳問題なのだが、こんなのがあった。文章は教科書からのものではなく、生徒達は初見である。

Whenever I am asked what history is, I always answer that it's a big world crammed with the lives of many people who lived before us.(cramは注釈つき)

この問題、一体何人の生徒が正解することができたのだろうか。とても興味深いところだ。ちなみにこの文章のタイトルは "To You Who Will Live in the 21st Century" タイトルに訳はついていない。

◆中3は期末試験が今日終わったばかりにもかかわらず、受験勉強モードで自習に来ていた子も少なくなかった。一旦、気持ちを緩めてしまうと再スタートは大変。だから「ノンストップ」は正しい姿勢だ。

◆明日も学校が終わってからすぐにやって来る子がいる。塾内にはいい空気が流れていて、こちらも自然と気合が入る。もっともっと盛り上げていきたい。










今日生徒に言ったこと(16)

「いやいや、結局何もしないで、ぼーっとしてるって(笑)」

期末試験の対策に、チラシ作りに忙しく、どうしてもブログに入れ込めない日が続いてしまう(泣)先生も忙しいが、もちろん生徒も期末試験の勉強に必死。冒頭のセリフは、中3の生徒が休み時間に「あ〜もう受験終わったら私遊びまくる!!」と叫んだのに返答しての一言。

生徒達は皆、受験が終わると遊びまくるとか何とか、散々夢見るのであるが、終わってしまうと一日、二日遊んで、結局入学式まで何もしないまま、なんていう生徒が多い。「やれないからやりたい」「遊べないから遊びたい」のである。受験が終わってしまい、時間ができてしまうと、どうでもよかったりするものだ。

まして、遠い目をして、「あの受験勉強の充実した日が懐かしい」と、スイートな思い出を語るようにつぶやく生徒も少なくない。まあ、全力を尽くした日々が悪い思い出になるはずもない。そうそれはよい思い出になるのだ。だから頑張ろうぜ!!!!!!!!