夏期講習あれこれ

期末試験の時期であるにもかかわらず、夏期講習会の申し込みがポツポツ入ってくる。中学生の夏期講習の申し込みというのは期末試験が終わったくらいからが本格的で、今の間はあまり活発でないのが普通だ。おまけにSORAは昨年、教室と空き席がなくて夏期講習ができなかった。だから今の時期から申し込みがあるのは本当に嬉しい。

実は今回の夏期講習会、高校生も若干名募集した。そうしたらこちらの方が申し込みが多くて驚いた。申し込みが10名ほど、問い合わせの電話は初日からバンバンかかってきた。高校生の塾のニーズというのはそれほどあるのか?

高校生といえば、高校生の自習生の申し込みが先日からひっきりなしで、7名ほど増えた。やる気のある真面目ないい連中ばかりでなかなか楽しい。

期末試験の勉強で生徒達をしごくのと並行に夏の準備を進めなければならないのは大変だが、塾がこの時期「ひま」だったら精神的には100倍大変だ。動きのある毎日は本当にありがたいことなのである。

『夏のSORAの愛とガッツの講習会』中1〜中3生大募集しております。よろしくお願いいたします(笑)


定期試験直前勉強会終了

午前9時からの勉強会終了。

今日は質問に来る生徒が多くて大変だった。

明日から試験の学校がほとんどなのに今日そんなに質問に来るとは!(大丈夫か!)

最後の最後まで仕上げにかかって明日は頑張ってほしい。

朝の一コマ

今朝、息子が話しかけてきた。

「あのなあ、ボクなあ、すべての飲み物の中でカルピスソーダが一番好きやねん。」

シャワーを浴び、濡れた頭を拭きつつ、父は返す。

「へ〜え、お前カルピスじゃなくて、カルピスソーダの方が好きなん?」

息子は言う。

「うん。飲んだことはないねんけどな。」

期末試験の勉強会やら何やらでほとんど息子と会話していない。息子は父に話しかけたかったのか、それとも本当に飲んだことのないカルピスソーダの話がしたかったのか。

明日も仕事だ。

みかみ一桜講演会at近畿大学附属高校

7月15日(火)に、近畿大学附属高校でみかみ先生が講演会があります。

約800名の近大附属高校の生徒を前に、先生の化学の講義、およびモチベーションを上げる取っておきの話の数々が繰り広げられます。

なぜ、そのインフォメーションを私がしているのかというと、私がこの講演会の言わば「仕掛け人」だからです(笑)

最初、一度SORAにみかみ先生をお招きして、授業をやってもらいたいなあと思っていた私は、『みかみ塾at進学塾SORA』を目論んでおり、ちょっと計画を進めていました。

せっかくみかみ先生に授業をやっていただくなら、たくさんの生徒を集めたいと思い、懇意にしてくださっている近畿大学附属高校の先生にお話をさせていただきましたところ、大いに話が盛り上がり、いっそのこと我が校で、ということになってしまいました。(だいぶと話を端折っています(笑))

私はみかみ先生のファンなので、ファン心理としては、多くの人に自分のほれ込んだ人を見てもらいたい、知ってもらいたいという気持ちが働くものです。

こういうのは「ご縁」であり、「チャンス」です。チャンスは逃してはいけません。SORAでの授業はいずれやっていただくとして、今回は近畿大学附属高校の生徒にお話しをしていただこうと思いました。(みかみ先生、SORAでもやってくださいね。何人もの保護者の方に念をおされています、私。)

さて、この講演会、私も話をさせていただくことになっています。みかみ先生の紹介をしつつ、大学受験の厳しさと、「ガッツ」の大切さを語りたいと思います。ま、平たい言葉で言えば「前座」というヤツです(笑)みかみ先生と一緒に仕事ができるかと思うとワクワクします。

また、近畿大学附属高校の先生方の頭の柔らかさにも驚かされました。職員会議では、ほぼ満場一致で講演の許可が出たそうです。その判断材料は、みかみ先生の書かれたご自身の「プロフィール」と私の書きました「推薦文」およびyou tubeのみかみ先生の映像です。

ちなみに、みかみ先生がご自身で書かれた「プロフィール」のタイトルには「簡単な経歴(自慢)」と書いてありました(笑)このあたりはびっくりするくらい、「まったくいつものみかみ先生」で、何と近大附属高校の先生方はこういうところからみかみ先生の「本質」をくみ取られたのです。近畿大学附属高校の近年の人気の高さも頷けるというものです。

この講演会は人数が多いため、大学の講堂を使って行なわれる予定です。何でも演者の後ろには大きなスクリーンがあり、そこに大写しになったみかみ先生の姿が映し出されるとか。何かの国際会議かシンポジウムのようです(笑)

さて、ここでご案内です。

この講演会、見たいという塾の先生がおられましたら、5名程でしたら許可をいただいておりますので、参加していただけます。参加を希望される方はshidoso_edu★ybb.ne.jpまで(★は半角で@)希望される方が多い場合は先着順とさせてください。

みかみ一桜講演会at近畿大学附属高校
7月15日(火)午後2時
場所:近畿大学



我が塾生の最大トルクは?

年度初めの一学期。期末試験の勉強の方が中間試験の勉強よりもかなりエネルギーを食う。やたらと試験範囲が広かったり、試験科目が多かったり、部活の市の大会や県予選直前で練習が遅くまであったりと、勉強が進めにくい状況になる。中1は中1なりに、中2は中2なりに、中3は中3なりに大変だ。

今回の期末試験、中間試験と変わらぬ勢いで勉強を進めていく傍らで、どうしても思うように勉強が進められない子もいる。叱っても、励ましても、なかなか動かない。指導する側も辛いところだ。

「平坦な道」では快走できる子でも「坂道」になるとタイムがぐっと落ちてしまう子はいる。受験というものがゴールになっている勉強においては「計画性」と「巡航性(継続する力)」に加え、「トルク(瞬発力)」が必要になる。受験には「タイムリミット」が存在するからだ。やらなければいけないときに無理をしてでも頑張れる力、これがないと「受験勉強」はなかなかうまくは進まない。「無理がきく」というのは大きな「武器」だ。

我が塾では、試験前の日曜日に「勉強会」を行なう。8時間ほど塾にカンヅメ状態になって勉強をする。中3はともかくも、中1なんかはヘロヘロになっている子も少なくない。そんなに長時間無理やり勉強させても意味はないなどと、したり顔で言う人もいる。しかし、長期的に見れば、そういう鍛えで身についた「スタミナ」は後々大きな力となる。

日頃、「最大トルク」の数値を引き上げる様々な働きかけを行なうも、まだまだ足りていないと今回の期末試験では痛感している。(点がとれたからそれでいいというわけではないのだ)まだまだ彼らは弱い。もっともっと生徒達を鍛えなければならない。

『愛とガッツの塾』としては、何としてでも、「現代」がすっかり忘れ去った『ガッツ』を生徒達に身につけさせたい。「何かを身につけさせる」ということは、指導する者の「継続する力」こそが試される。我々の「継続する力」でもって、彼らに「瞬発力」を身につけさせるのだ。