2010.07.31 Saturday
吹奏楽部の子と夏の合宿
中3、吹奏楽部の子は夏は大変だ。
彼らはこの夏、受験勉強も進めなければならないが、休み中、ずっと部活があるのだ。
生徒達自身も大変だが、その子らが通う塾の方も、彼らへの対応は難しくなる。
何せ朝から夕方まで練習があるので、塾の授業が受けられなくなってしまう。
授業が夜だけならば、受けられないことはないが、そうすると、今度は勉強時間が全く取れないスケジュールになってしまうことになる。
吹奏楽部の中3の子は夏の勉強に大きな不安を抱えているし、もちろん親御さんも不安だろう。
タイトなスケジュールではあるが、できるかぎりいい形で勉強をサポートしてあげたい。
ウチの塾では夕方から来てもらって、夜に空いている先生で個別に指導をしながら、課題を進めてもらうことにしている。
今日残っていた吹奏楽部の生徒は5名、そしてそれに対して、授業のない先生が3〜6名で対応した。
ウチは「小さな塾に先生がどれだけおんねん」とつっこみが入るくらいスタッフがいて、この点に関してはどの塾よりも贅沢だと思っている。
それが力になるのはこういうときだ。
吹奏楽部に限らず、夏は生徒達がどんどん質問に来る。
それに対して、どこの塾よりも、テキパキと対応する体制をSORAでは整えているつもりである。
ちなみに、もうすぐ中3の夏季合宿があって、今、その準備を進めているが、この合宿には、今のところ、先生9人、OGスタッフ3人の計12人が参加する予定になっている。
去年よりもさらにスタッフを増やした。
塾の良しあしは、先生の授業が上手いとか下手だとか、あるいは先生に情熱があるかどうかだけでは決まらない。
先生の授業がいくら上手くても、いくら情熱があっても、生徒が質問をしに行ったとき、いつも先生が忙しくて、質問が聞いてもらえないというのであれば、それはよい塾とはいえない。
昨今の不景気で、実は塾のコストカットも相当に進んでいて、できるだけ先生の数を減らす方向に向かっている。
こういうご時世だからこそ、しっかりとした体制を作り、生徒をしっかりサポートする環境を作っておきたい。