教え子達との再会

進学塾SORA桜井校を開校すると聞いて、桜井で教えていた頃の生徒達がお祝いの会を開いてくれた。


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昔の教え子と酒を飲むほどうれしいことはない。

楽しくて楽しくて仕方がなかった。

こんなにたくさんの子が集まってくれるとは思ってなかったからよけいうれしい。



生きることは大変です。

精一杯生きていってください。

大変な時代ですけれど、懸命に生き抜いてください。



24歳になる彼らに、宴の最後に話をした。

あの頃とブレることのない話ができたと思う。

若い彼らには理解するのは難しいかもしれないが、10年前の自分とブレないままでいることは容易なことではない。

彼らと久しぶりに会いながら、私は9年前の自分にも会っていたのかもしれない。

本当にいい日だった。

また会おうな。




















礎義塾から届いた封筒

私が尊敬してやまない礎義塾の塾長先生から封筒が届いた。

礎義塾の塾長先生というのは、まあロカビリー先生のことなのだが。(みかみ先生の真似(笑))

封筒の中身は一冊の冊子。

冊子の表紙には「礎義塾 第3期 卒塾生文集」とある。

ロカビリー先生は毎年、卒塾生の文集を作り、卒塾生達に渡しておられるそうだ。

そのうちの一部を送ってくださったのだ。


実は昨年、礎義塾を訪問させていただいたとき、私もこの子らに授業をさせていただいたのである。





そのときの日記の一部





なつかしく一人ひとりの子らの文章を読ませていただく。

皆いい文章を書くなあと驚く。

上手い文章というより、いい文章。

それはロカビリー先生と彼らが過ごした時間がそれだけ濃密だったことの証だ。

それらの文章を勝手に引用することはできないが、そうしたい誘惑にかられてしまう。

それくらいとびきりの文章が続く。

いくつもの「先生に出会えてよかった」という言葉、中には自分の子どもを礎義塾に入れたいです、なんていうのもあった。

そして、一人ひとりの文章の後に、それぞれの子に1ページ、ロカビリー先生がメッセージを書いておられて、その文章がまた心を打つ。

一人ひとりのことを知り、よく見ていないと、とてもではないが書くことはできないであろう文章。

生徒のことをこんなふうに見ていくんだよと、若い先生の研修に使いたくなるくらいの文章。

うーんと唸った。

私達も先生に負けぬよう厳しく生徒達を鍛えていこう。

ロカビリー先生ありがとうございました。



あれこれ

塾生達の三者懇談が終わって、あることに気づいた。

通知表に記された「評定」の決め方に関することである。

仮説であるし、私見なので、ここには書かないけれど、生徒達には伝えておきたい。

三学期以降、ますますしっかりさせねばと思う。



桜井校の準備もいろいろ進み、看板がついたのに引き続き、教室に机や椅子が入った。


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GR Digital 3 (この写真ではまだ椅子が入っていない。)


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GR Digital 3 (職員室も少しだけ)




三者懇談明けの授業、どの学年、どのクラスもいい感じになっている。

今まで気になっていたクラスこそがよくなっている。

この感じを維持させたい。



冬期講習会も始まり、新たに講習生の子達を迎え、塾は朝から忙しく動いている。

おかげで昼飯が毎日すき屋の牛丼になり、ケロロ軍曹のおまけも増えていくばかり。(今そういキャンペーン中。ちなみに私は「ケロロ軍曹」が大好きで、単行本も全巻持っているくらい好き。)


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GR Digital 3  (家にはまだまだあったりする。)




気づけばもう今年もあとわずか。

SORA小隊、受験まで全力で突っ走るであります!








SORA桜井校の場所

桜井校の入る建物に看板がつきました。


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写真ではわかりにくいのですが、手前の白っぽい建物ではなく、奥の黒っぽいビルになります。

なのに、入口が、白っぽいビルのところから入るという、迷路のような構造。(写真の左側の切れているところらあたりにエレベーターがあります。)

ちなみに、今は誰もおりませんし、電気もついておらず、鍵もかかっておりますので、ご見学はしていただくことができません。

体制が整いましたら、ご案内いたします。

よろしくお願いいたします。





そらペン

「できないことをできるようにする」が勉強の基本ならば、そのまたさらに基本となるのは、その前段階の、「できないところ」を見つける作業ということになる。

問題集の問題を解き、しっかり答え合わせをする。

この作業は生徒達が思っている以上に大切な作業なのだけれど、その基本の基本がいいかげんになっている子は少なくない。

自分の「間違い」は大切にしてほしい。

もっと言うならば、自分のできなかったところを「宝物」のように扱ってほしい。

そういうことの指導の一助になれば、ということで、こういうものを作った。


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名付けて「そらペン」。

使い切ったら、新しいのを上げるから、一所懸命、間違いを見つけ、自分のものにするよう努力しなさいと言って、生徒全員に配った。

間違いは注意深く探し出され、大切に扱われなければならないというメッセージを、言葉だけでなく、モノにも表してみようという試みである。

「できないところをできるようにする」、その第一歩が赤ペンにかかっている。

しっかりとできないところを見つけ、この「そらペン」でバツをつけてほしい。