2013.06.18 Tuesday
2013.06.17 Monday
人間はバカをやっていないとバカになる
畝傍高校の子達が試験範囲が広すぎて半端ないので、泊まり込んで勉強したいと言いだしたのが事の発端だった。
2013.06.11 Tuesday
「今でしょ!」の先生
林修先生の「今でしょ!」を初めて見たときの第一印象は「何か嫌」だった。暑苦しすぎるし、アクが強すぎる。CMで見るのは正直なかなか辛かった(笑)
ただ、あの一瞬だけを切り取るとそのように思うのも当然だが、あれは授業の中の一コマ。大学を目指す生徒達の熱いまなざし、熱くなりきれず、焦りの色を浮かべるまなざし、まったく熱を帯びないまなざし等が混在する教室で、生徒達の心を動かそうとする、熱い、熱いメッセージだ。家でリラックスをしているときに、ポンと見せられたら、正直しんどいと思うのも無理はない。だから「何か嫌」と心では思っていても、頭では「その気持ちはよくわかる」と思っていた。
先日、たまたまテレビをつけると、林先生が「おちこぼれ」の若者達に授業をするという企画をやっていて、途中からだったけれど、興味深く見た。
さすが、一流予備校講師。引き出しの数が多い。苦労しながらも、見事にまとめあげておられた。話題の人の悪口を言うのは簡単だし、そういう人もたくさんいるだろうが、いつもの授業対象者ではない、アウェイの場での一発勝負を、全国放送用に収録されるプレッシャーの中でやっただけで凄い。
ただ、本当にあれが「ガチ」なのかどうか。途中からだったけれど、私はすぐそのことを考え、映像をチェックしていた(性格わるいね)。私の判断では、林先生はガチ。つまりシナリオも事前打ち合わせもなしということだ。おそらく、見るからにヤンキーのようなあの生徒達もほとんどがガチ。
生徒全員を仕込みにすると、バレるので、仕込むというなら、さりげなく授業を軌道修正してくれたり、盛り上げたりしてくれる「生徒」を私なら忍ばせておく。用意するテレビ側が念のためにそうするだろう。そういう視点で、生徒の中に「仕込み」がいないかどうか、チェックをした。もしかしたら、と思うのが一人いた。もっといたかもしれないが、私は終わりの方しか見ていないのでわからなかった。
最後に生徒の感想をインタビューする場面があったが、その生徒達の言葉はとてもリアルだった。しかし、私がクサイと思った生徒は、目立っていたわりには、そこには出て来なかった。
まあ、「念のため」の仕込みの生徒をテレビ側が用意していたとしても、林先生の授業のレベルが低かったわけではない。授業中、黒板に字を書くとき、先生は生徒から目を離さない。字は乱れていたが、そこに真剣勝負を見て取れた。ああいう細部に真剣さは出る。そういう一瞬たりとも彼らから目を離さない真剣さ、そして、正直な自分を吐き出しながら勝負をしたところがよかった。
林先生は、後のインタビューで、あの授業を「負け」と評していたが、「授業」では負けても、林先生自身の評価が下がることはないだろう。モニターで様子を見ていたスタジオでは、授業の間中、ほほーっと唸る場面が多かったくらいだ。授業は負けでも、見ている人には凄いと思わせたので、「林先生」という商品としては「勝ち」だったと思う。
授業が上手い人は軌道修正が上手い。
授業の上手い人は引き出しの数が多い。
授業の上手い人は適切なものを適切なタイミングで出すことができる。
一流ミュージシャンのジャムセッションのように。
2013.06.02 Sunday
カッコイイ!!
なんといっても、凱旋門、ピラミッド、赤の広場、大阪城。
大阪城が世界の名だたる名所と同じ舞台に乗って世界中に配信されるのだ。
まあそれにしてもよくこの場所に、こんなコースと観客席をセッティングしたものだ。