2013.12.15 Sunday
一か月以上ぶりの休日
対策授業やら冬期講習会の説明会、中3のONEDAY合宿などで一か月以上休んでなかった。今日は久しぶりの休日。書かないといけないブログもたまっているがちょっと置いておいて、気楽に書きたい。
バイクのタイヤが減ってしまい、操作性が少し悪くなっていたので、富田林にある「藤原タイヤセンター」という、いつもお願いしているところへ行って交換してもらった。
バイクのタイヤが減ってしまい、操作性が少し悪くなっていたので、富田林にある「藤原タイヤセンター」という、いつもお願いしているところへ行って交換してもらった。
このお店は大きな店ではないが、ていねいな仕事でバイク乗りに評判がよく、遠くからもお客さんが来る。(私も遠い客だが。)タイヤを交換するときにはふつうバランサーという機械でタイヤのバランスを取るが、このお店はそれを機械を使わずに手作業でやる。ほとんど抵抗のない軸にホイールを載せて、重さのバランスの悪いところを見つけ、ウエイトを張り付けていくのである。機械の方が正確にできそうなものだが、機械自体が狂っているとどうしようもない。腕さえあれば、手作業の方が間違いがないし、きっちり合わせられるのだ。なによりこの店、作業を客の目の前で行う。もうこれだけで真面目な店だというのが分かる。(ふつうは客とバイクを離してピットで作業を行う)
我々の仕事もこうありたい。日本のあらゆる企業が「効率化」を求め過ぎて、ひっくり返っていった。ガンガン効率化を図る経営者が優秀な経営者であるように語られてきたが、短期でよくても、長期の視点で見たとき、会社を傾かせてしまった経営者が優秀なわけはない。
今、日本全国で大企業が苦しむ中、(会社のための)効率化など図らずに、手間と暇をかけ、地道に仕事をしてきた会社が数多く脚光を浴びている。それは塾業界も変わりはない。特に奈良県の塾というのは、小さい塾でそうやって信頼を得られているところが非常に多い。(会社都合の)効率化より、「よい仕事」を優先できる経営者でありたいと私は思ってきたし、SORAを開いた日から今日までそうやってきたつもりだ。いちいち自慢はしないが、SORAは奈良県一非効率な経営をしている自信はある(笑)
我が塾で、非効率な経営の一番と言えば、高2生達のことになろうか(笑) 試験前、彼らは毎日部屋に籠って勉強しているので食事がいいかげんなものになりやすい。毎日となるとあまりよくないし、風邪が流行っていたので、ましな食事を取らせたいと、ほぼ毎日何かしら作ってやってた。非効率だ(笑)
日曜日などは朝から晩まで籠っているので、昼飯、晩飯の二食作った。一升飯を一日に二回炊くのである。カレーを作った日は昼晩と食べてもらおうと、三箱分を炊き出し用のでかい鍋で作ったが、それを11人で一回で4分の3ほど食べつくしてしまい、結局晩も作らなければならなくなったりした(笑)11人で一食に米一升、うどん10玉、ゆでたまご12個をカレーと一緒に完食するのだ。女子の方が多かったのに(笑)
しかし若者が食べるのを見るのは気持ちがいい。年よりがやたらと若い者にものを食わせたがる気持ちがよくわかった。若い者は遠慮せずに食べてほしいものだ。
高2生にはやはり畝傍高校生が多いので、今私は畝傍高校生と最も濃く付き合っている塾講師である自信はある。毎日彼らの他愛もない話を聞くともなしに聞いているが、そういうのは何かしら色んなことのヒントになる。非効率な中でしか捉えられない情報もあるのだ。
気楽なブログを書こうと言いながら、やはりこういう話になる。こういうのをワーカホリックというのだろうか。毎日彼らに説教したり、飯を作ったり、またそれを一緒に食ったりしていたので、ポツンとふつうの休日になると、何やら喪失感が半端ない一日であった。まあいいけど(笑)