小学生保護者会

 昨日は八木校の小5と小6の保護者会を行なった。

伝えたかったことは「じっくりやりますのでよろしくお願いいたします」ということだった。

先取り学習で難しいことを早くから教えて「お得感」を演出するような指導をする塾も多いが、受験をしない小学生クラスであるので、基本的なことをしっかりやりたいということを伝えた。

親も生徒も、難しいことを早くからやっておかないと伸びないと不安になってしまうことがあるので、しっかりと伝えておかないといけない。

今、八木中学から畝傍高校に進学している子の中で、4人に1人はSORAの生徒であること。

特にこの春の入試では3人に1人がSORAの生徒だったこと。

今年も東大寺学園に合格した子がいること。

その子は特別の授業を一切受けず、皆と同じ授業だけを受けて合格したこと。

など、実際にそのような私達の方針の下で、生徒達が実力をつけていることを伝えた。



最後はこんな話でしめくくった。


ご家庭とは違う場所で、違う人間がお子様のことを観ています。

私達がお子様にはこういうところがあります、と言ったとき、「それはちょっと違う」と思われることもあるかもしれません。

しかし、そのようなときには、できるかぎり「塾ではそうなのか。そういう面もあるのかもしれない」という姿勢で受け止めてもらえたらと思います。

色々な場所で子供は色々な側面を見せます。

私達は私達で、ご家庭でお子様がどのような様子でいるのかを知りません。

「家ではこうなのですけれど・・・」ということもぜひ教えていただけたらと思います。

たくさんの大人がお子様のことを色んな角度から見つめ、それを出しあい、その子のことをより深く理解できたら、それは大きな意味を持ちますし、その子の成長にとってもきっとプラスになることだと思います。


その子を伸ばすために、その子の周りにいる大人が協力し合い、働きかけることができたら、それは本当に素晴らしいことだと思う。

保護者会は、入試のことや勉強方法のことなどの情報伝達だけでなく、こういう私達の考えを保護者の方々に伝える場でもある。




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高校1年英語の授業

 高1英語の授業。


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XPERIAの何とかというモデルで撮影(iPhoneの方がいい)



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XPERIAの何とかというモデルで撮影(今日はカメラのSDカードを忘れたのである)





中間試験勉強会と新しい教科書のこと

昨日と今日は中間試験勉強会。

昨日は昼からで、今日は朝から。

中1生には初めての定期試験の勉強会となるが 、長時間の勉強は彼らにはまだまだ難しい。

作業中心のワークや、思考する問題などを交互にするなど、色々ローテーションができればよいが、彼らはまだまだビギナーでなかなかそうはいかない。



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中2は今回から内申点にカウントされるテストとなるにもかかわらず、どうもイマイチラストスパートの押しが足りないような子も少なくなく、心配になる。

定期試験では、直前のスパートはけっこう大きくモノをいうので、頑張ってもらいたいところだ。

中3は叱られ続けた学年であるが、最近はよくなってきたと思う。

学習に対する姿勢が変わってきた子が増えた。

子どもは少しずつ変わっていくというより、ある日突然化けるということが多い。

そんな感じの子が出てきたのは嬉しいことだ。





ところで、塾の先生が書くブログやツイッターを読んでいると、今回の教科書改訂でずいぶん教科書がよくなったと書かれている先生が多い。

私もまったく同意見である。

本当によくできている。

ただ、心配なことがひとつ。

これを現場でどのように授業されているかということである。

生徒達が質問を持ってくるとき、学校の授業のノートやワークなどに目を通すことも少なくない。

教材作成者の意図を汲み取ることは教材研究を行う上で大切なことである。

もちろん、その意図の通りに授業をしなければならないということではない。

しかし、できればその意図を汲み取った上で、自分自身の授業を組み立てるのがよい。

教材への読み込みが浅いと授業も浅くなる。

教科書がよくなった分、先生の力量の差が授業の差になることが少なくなるかと最初は思ったが、もしかしたら、この授業の差というのは余計広がるのではないか。

そんなふうにも思った。








新しい先生を迎える

 新年度を迎え、SORAでは新しい学生スタッフを迎え入れている。


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GXR+GR Lens A12 50mm F2.5 Macro


今のところ、正式に採用したのが3名で、仮採用が1名。

通年の時間割はきちんと回っているにもかかわらず、新しい先生を多く採用するのには理由がある。

SORAでは学生の先生に正式に授業を持たせるのに、今のところ1年という時間をかけているからだ。

一年の間、授業もしない先生に給料を払い続けるのである。

他の塾の先生にこれを話すと一様に「信じられない」と言われる。

でも、進学塾SORAではその「信じられないこと」を実際にやっている。

くわえて言うと、SORAの学生スタッフはべらぼうに給料が高い。

他塾に比べると、25パーセントから50パーセントは高いだろうと思う。

よい人材を得るのにお金をケチることはできない。

人材投資にこそ、お金をかけなければならないと思っている。


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GR DIGITAL4 (さくらんぼの実をつける桜はこの種類。)


SORAのスタッフはベテランと若い学生スタッフで構成されている。

ベテランスタッフだけで授業を回せないこともないが、私はあえて学生スタッフも(割合としては高くないが)授業に入れるようにしている。

何故か。

その方が生徒達の学力が伸びるからである。

一般的に保護者の方はいわゆる「専任講師」の方が授業も分かりやすく、学力を伸ばせると思ってらっしゃるが、実はそんなことはない。

学習塾の専任講師の中には長いものには巻かれろ、面倒なことは大嫌い、と適当に仕事をしているような人も少なくない。

実際、大手塾では学生バイトに陰で呆れられ、馬鹿にされている専任講師など山ほどいる。

向上心や情熱も無く、そうだとばれないように上手にカムフラージュし、やる気があるように見せている大人がどんなに多いことか。

そんな人は一般の会社にも山ほどいるだろうが、一般の会社にいるのだから、当然、塾にもそんな人は山ほどいるということである。

そのような府抜けた「専任講師」に比べれば、一流の大学に通う、知的な学生は生きの良さが全然違う。

若いというだけで子供を引っ張るアドバンテージがある上に、向上心と純粋な気持ちにあふれている。

くわえて、自分が受験をしたときの記憶や経験がまだまだフレッシュに残っており、さらには私のチェックが入り、日々指導を受けているのである。

念のために言っておくと、SORAの専任講師に先に述べたようないいかげんな先生はいない。

SORAの専任講師にとって、私は雇用主という感覚ではなく、「師匠」であり、彼らは「弟子」のつもりで私のところにいる。

自分の力量を上げるために私の元にいる。

(こんなことを真顔で言う私はよっぽどろくでもない経営者かもしれないが、それくらいの「狂気」無しに本気の塾は作れないと思っている。)

組織論になるが、「全員がベテラン」のチームはなかなか上手くいかない。

ベテランがおり、中堅がおり、若いスタッフがいるチームの方が上手くいく。

年俸の高いスター選手ばかり揃えた巨人がそうそう優勝できるわけではなかったのを考えると分かっていただけると思う。

「ベテランの専任講師ばかりで教えています」と言うと、外には聞こえがよいが、何と言われてもよい。

私は実の方を取っている。

多く集めた人材はただ遊ばせているわけではもちろんなく、彼らにはやってもらわなければならない仕事がたくさんある。

私達だけでなく、彼らにも、質問に来た子に対応したり、学習の遅れている子の補習を担当させる。

人数がいるので、補習にしても「個別指導」のような形で行うことができる。

特に今年の中3生のNクラスは例年に比べ、学力が高くない。

次の桜が咲く頃、何の悔いも残すことがないようにするためにも、総動員でこれに対応したい。

「面倒見よく教えます」「分かりやすく教えます」などとチラシに書くのは簡単だが、実際、このように人材をしっかり確保し、コストをかけ、維持している塾はほんの少数だ。

えらそうなことを言っていても、日々の時間割を回すのにアップアップしている塾だって少なくないことを私は知っている。

「先生のやる気」だけでは生徒のことを伸ばすのは難しい。

コストのことを度外視して、こういう地味なところにも力を入れているからこそ、進学塾SORAはどこの塾もできないようなことができ、多くの生徒の学力を伸ばせているのだと思っている。



高校1年コース開始

 4月よりSORAでは高校1年コースを開講する。

高校1年生でしっかり勉強をすれば、よい大学へ合格する可能性はうんと高くなる。

私立中学へ進学した子は中学のときに遊んでいても、高校1年からは「そろそろ勉強しないと・・・」と言って勉強し始める子が割合に多いが、公立高校へ進学した子は高1で遊んでしまう子が多い。

これが後で痛手となる。

高校入試は1年や2年しっかりやれば何とかなるものだが、大学入試はなかなかそうはいかない。

高校生活の最初の1年を後々後悔することのないようしっかり指導していきたいと考えている。

多くの塾では中学生のときの担当の先生と高校生を教える先生がガラっと変わってしまうが、SORAではそのまま担当者が持ち上がる。(ここがけっこう大切)

そのため、外部よりの募集はせず、SORAの卒塾生のみを対象とする。

高校でも通うのに、「卒塾生」はおかしいと思われるかもしれないが、私は一旦彼らを送り出したつもりでいるのだ。

高校でも通いたいという子はあらためて申し込んでもらうという形にした。

無断欠席や勉強をやらない場合は容赦なく退塾にするが、それでもよいと思った子だけ通ってもらう。



申し込みは本人が電話ですること。

学校は問わない。

学力も問わない。

(ただし授業は奈良や畝傍の生徒のつもりで行うので、学力が足りないと思う人は頑張って欲しい。)

申し込み先着順で受け入れる。

(早さはやる気の表れと受け取る)

教科は英語と数学であるが、他教科の質問は歓迎。

今日から申し込みを開始したが、受付開始の2時から連続で電話がどんどん鳴る。

一日で定員が近づくところまで席が埋まった。

(一旦自分でやってみて、成績が悪いようなら・・・というのはこのコースの主旨と違うのでできるだけ早々に締めきりたい。)

高校での生徒達の勉強や学校の大学受験の指導については色々思うことがあり、教科の勉強のことだけでなく、大学受験の勉強の進め方に関する私の考え方を生徒達に伝えていきたい。

この20年の間、凄い大学、それこそ東大や京大に進んだ子らが何人も「kamiesu先生の教えてくれたことだけで高校の英語も大学受験もほぼ何とかなりました」と言ってくれた。

お世辞というのも多分にあろうが、わざわざ大学受験が終わって、そう言いに来てくれる。

自惚れだけで思うのではない。

彼らの言葉の中には、確かにお世辞だけではない「何か」が間違いなくある。

じゃあ高校生を教えたら、生徒達はどう感じてくれるだろうか。

今年も新たなチャレンジがある年になる。

楽しみだ。



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GXR+GR Lens A12 50mm F2.5 Macro

今年は我が家の前の早咲きの桜も蕾が固いまま。

でも確実に時は過ぎていく。

奈良県公立高校入試、進路指導のこと

私は奈良県公立入試の発表が終わると、その年の受験の結果、「どこの学校に何名合格した」というのを即日ホームページにアップすることにしている。

何といっても「奈良・畝傍・郡山高校を目指す塾」と看板やチラシに書いているくらいなので、結果を公表するのが筋だろうと思っているからだ。(今年もそうした。きっと奈良県の塾で一番早かっただろう。こんなことを自慢してもしょうがないが。)

今年は大変な一年だった。

昨年の4月から「この学年の入試、特に公立入試は熾烈な戦いになりますよ」と生徒達にも親御さん方にも伝えていたが、実際そうなったと思う。(正確には「この学年には勉強ができる子がたくさんいますよ。戦いが熾烈になりますよ」と1年前からずっと言っていた。)

結果、私が言っていた通り、公立上位校の倍率が高くなっていた。

教育委員会も奈良や畝傍、郡山の定員を減らしたいと考えていると思うが(この3校だけ定員が多いままだ)、これでは減らすに減らせないといった状況だろう。

しかも年ごとに微妙に合格ラインが動くのがやっかいなところだ。

ここが難しい。

私は奈良県の塾講師の中で公立高校の合格ラインを読むのが一番上手いと思っている。

昔から上手いつもりだったが、SORAを開いてからさらに上手くなったと思う。

そういうことは学力を伸ばすことの本質ではないが、血というのか、習性というのか、「予想屋」みたいなことをするのは嫌いではないし、これはこれで大切なことだ。

「上手い」と自負するからには、どこの塾もけっして書くことができないようなこともちょっと書いてみよう。

(私が私の責任において、自分の塾で生徒や保護者に話してきた内容です。参考にしていただくのは結構ですが、クレームや質問は受けつけません。)

実は、畝傍高校のここ3年の合格ラインはけっこう動いていた。

高くなったり、低くなったりしている。

今年、24年度入試は私が定めた基準値より、5点高く、23年度入試は基準値より5点低い。

22年度入試は何と10点高かった。

ということはこの3年で最大15点の振れ幅があったということだ。


H.22 『基準点』+10
H.23 『基準点』−5
H.24 『基準点』+5


(この数値は外れていないと思っている。こういうところに書くくらい自信があると思っていただきたい。終わった入試のことならいくらでも偉そうに言えるではないかと突っ込まれそうだが、私はこのラインで進路指導を実際行ってきた。入試が終わった後で修正をしてモノを言っていたら、保護者や生徒から「先生、そんなことを言ってなかったじゃないですか」ということになる。)

この平成24年度入試で、『内申点+藤井書房の模試÷2』、あるいは『内申点+公立過去問』の385点満点で平均290点では畝傍高校は合格できない。

中にはそれで合格したという子もいるだろうが、それは「大逆転合格」であり、そこを基準に進路指導をしては駄目だ。

それでは不合格者が続出してしまう。

かと言って、385点満点の330点辺りをラインにしたのでは高過ぎる。

もっと低くても畝傍高校は合格できる。

小さな塾でどうやってそういうラインを読むことができるのか。

ここに書いてもよいが、書いたとしても、当然それは一朝一夕にできるものではない。

とはいえ、大体のところだけは書いてみよう。

私は先に書いた、例年の『基準値』をあらかじめ生徒達に提示しておき、それで進路指導を行う。

ギリギリのところまで「耳をすませておく」と、色々見えてくることがあるので、そこでその年のラインを読む。

ラインギリギリの子にはそこでそのボーダーラインを示し、再考させる。

このような流れで「最終ライン」を決めているのである。

この「耳をすませておく」というところがポイントである。(ぼやかして書いていますが、察してください。)

アンテナは張り巡らせておかなければならない。

つまりは生徒の話をよく聞くのである。(小さな塾をやってこれができるようになった)

ただ先に書いたように、このようなことは生徒達の学力を伸ばすことの本質ではまったくない。

自慢げに話すものでもないが、世間には、さほどでもないノウハウを大層なことを言って大きく見せている人も少なくないので、多少具体的に書いてみた。

進路指導にも塾それぞれの考え方があり、それらが一人ひとりの進路指導に大きく影響を与える。

奈良・畝傍・郡山の合格者数をとにかくたくさん出したい塾は、倍率の低い年には合格者がたくさん出るが、倍率が高い年には合格者がガクッと下がることが多い。

合格率を上げたい塾は、合格ラインの『基準点』の数値を高めに盛る。(合格ラインが読めていないので、慎重に高めに出している場合もある。)

どういう考えを基に進路指導をしているのかが透けて見えてくる。

ただ単に「合格者数」だとか「合格率」だけで適正な進路指導ができているかどうかは分からない。

ましてやその数字だけで、それがよい塾だという判断はできない。

数字が切り取るのは「断片」であるから「切り口」を工夫すれば、真実を曲げることもできるからである。



キーワード

畝傍高校 偏差値 合格ライン 内申点
















合格祈願祭

 昨日は毎年恒例の合格祈願祭。

SORAでは毎年、神社から神職の方に来て頂き、中3の受験合格祈願祭を行なっている。

朝から勉強会をし、午後から祈願祭。



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マスクをしている子が多いが、これはインフルエンザ対策。

インフルエンザが猛威をふるい始めているためだ。

合格祈願祭では「神様に祈るなら、『合格させてください』と祈るのもいいけれど、『一所懸命頑張ります。実力を出させてください』と祈るのが先生のお勧めです」と話をした。

前者は「お願い」だけだが、後者は「約束」をしているからである。

皆神妙な面持ちで話を聞いていたし、祈願祭ではとても立派な態度だった。

「祈り」というのは心を落ち着かせ、人を強くする。

私はそう思っている。




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保護者有志の方々が「Kit Kat × 2」を人数分差し入れて下さった。

「キットカット」が複数形になって「キットカッツ(きっと勝つ)」という有り難い語呂合わせになるので、受験前には人気だ。

これも一緒に祭壇にお祀りさせていただいた。



物事は最後の最後のところが一番厳しい。

今は私立入試直前であるし、それが終われば今度は公立入試で、一勝負終えた後にモチベーションを維持するのも大変だ。

これから生徒達の心の強さが試される。

頑張って欲しいと思う。