Yさんのこと

昨日、奈良高校の合格発表の場でのこと。

我が塾から受験したのはYさん一人で、合格者の番号が貼り出され、彼女の番号があるのを確かめた後、おめでとうを言うべく、彼女を探したのだが、会場がごったがえしていて姿が見あたらない。

10分ほど探した後、小さい子を抱いて掲示板の前に立っている女の子の姿が目に入った。Yさんだ。小さな妹を抱いて、記念の写真を撮っていたようだ。シャッターを押していたのはお母さんだった。

駆け寄っておめでとうを言った。とても象的だったのは、Yさんの1歳10ヶ月の妹さんを抱くその姿がとても慣れていて、堂に入っていたことである。Yさんと話している間もずっとずっとその姿がこびりついていた。

Yさんは、お母さんの手伝いをして、しょっちゅう子守をしていたのだろう。Yさんの抱き方はそういう手慣れた抱き方だったのだ。失礼なことだが、一瞬「14歳の母」ではないが、Yさんが自分の子どもを抱えて合格発表にやってきた女の子に見えてしまったくらいだ。(Yさん、ごめんね)

小さな妹さんはお姉ちゃんのことが大好きで、大好きで、Yさんが勉強しているときも、彼女の部屋へ入りたがって、仕方なくYさんは妹を膝の上に乗せて勉強をしていたそうだ。お母さんが教えてくださった。それでもYさんはいつも勤勉で、粘り強く、最後まで何事もしっかりやる子であり続けた。

Yさんが奈良高校に合格したことはもちろん最高に嬉しかったが、お母さんを助け、小さな妹さんの面倒を見ながら、受験勉強を頑張っていたことを知ることができて、実はそっちの方が私の胸を熱くした。(そんなことを言えるのもYさんが見事合格してくれたからだけれど)

Yさん、進学塾SORAに通ってくれてありがとう。

学生スタッフ

塾に学生アルバイトのスタッフを入れようと考えている。

この春に大学に入学する子がいい。

私達の授業をいっぱい見せて、勉強させたい。

私の仕事を手伝わせたり、生徒の質問を聞いたりさせたい。

授業はすぐには担当させない。

本人にセンスがあって、いい感じなら、何ヶ月も研修をしてから、授業をさせるかもしれない。

授業をしないスタッフがいてもいい。

それくらいゆっくり育てたい。

若いスタッフがいるのはとてもいいことだと思う。

生徒は若い先生が大好きだ。

品があって爽やかな人がいいと思う。

生徒がちょっと元気がないときにさりげなく声をかけることができるような子がいい。

生徒に嫌われるのを恐れずに、きっぱりと厳しく叱ることができるような子がいい。

優秀な学生の若い才能を何年か私たちに貸してもらって、我が塾の教育をもっと充実させたいと思う。



翼を広げて

中3の最後の授業が終わった。

もう俺達にできることは祈ることくらいしかない。

受験学年なのに、できたばかりの進学塾SORAを信じて、選んでくれた子達。

進学塾SORAの一期生。

かわいくて仕方がない我が教え子。

短い期間だったけれど、精一杯鍛えてきた。

どんな塾にも負けない凄い先生ばかりが君達を鍛えた。

皆見違えるように逞しく成長した。

だから自信を持って、その翼を広げて飛び立とう。


君達が全力を尽くせますように。





進学塾SORAを選んでくれてありがとう。